「デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー 組織のデジタル化から、分断を乗り越えて組織変革にたどりつくまで」を読みました
読んだメモを記録しておきます
読もうと思った理由
組織全体にデジタルトランスフォーメーションを広げていくには、どのような順番で取り組めばよいかを知りたかったため
全体的な感想
今までの仕事に対する考え方を完全に置き換えるのではなく、今までの考えのいいところは活かしつつ、 新しい考え方が必要な時には新しい考え方を取り入れることが重要と感じた。
不確実性が高いことに取り組む際には探索して得られた結果をフィードバッグしながら、計画を見直しながら進めたいと思った。 仕事をするうえで、「行為から学びなおす」ことを意識しようと感じた。
そのためには、「ふりかえり」と「むきなおり」を忘れずに実施しようと思うし、できるだけ組織内の人を巻き込んで習慣づけしたい
特に興味深かった内容
箇条書きでのこしておく
- 仮定を減らすために仮説検証を行う
- 仮説検証により、前提(事実)が増える
- 探索するためにまずやるべきこと
- 自身で何がどこまでできるかを知ること
- どんな武器を持つかを解像度をあげてとらえる
- 育成方針を作るときの順番は「価値観」→「原則」→「行動」
- 取り組むときの順番は「行動」→「原則」→「価値観」
- 学習の過程の段階で振り返りを行い、行為から学ぶを積み重ねる
- ターンアラウンドを短くする
- ユーザーに働きかけを行いその反応を得て、自分たちの理解を正すまでの時間
- 働きかけを段階的に行う
- やるべきことが分からない場合は、調査や検証が必要
- 仮説を立てて、一部で検証し、仮説の確からしさを確認する
- 伴走者の役割
- 取り組みに寄り添い適宜良いタイミングで知見を提供する
- 自分たちで気づいていないことを問いを手がかりに気づけるようにするのは難易度が高い
- 知見を共有する際に注意すること
- どのような背景や状況下で取り組んだかの文脈の共有まで行う
- 実際の過程や結果からパターンとして整理する