「エンジニアのためのマネジメントキャリアパス」を4章まで読んだので、ここまでの感想をまとめます。 なお、現時点の自分の役割ならば4章まで読めば十分ではと思い、ひとまず4章までで読むのをやめました。
自分は、現時点ではメンターレベルの役割ですが、 テックリードや人の管理の役割については、今後する可能性があるので、 その役割になったつもりで読みました。
読もうと思ったきっかけ
- メンター、テックリード、中間管理職といった役割には何が求められているかを理解したかった
- 各役割の人がやらなければいけないこと
- 各役割の人は何を心掛ける必要があるか
- どのような人が向いているか
1章 マネジメントの基本
一番響いた内容
- 上司に「1対1のミーティング」、「フィードバッグ」を求めるべき
どのように生かすか
- 下記の問題があるので、少しでも改善する
- 求めるべきことを1年に一度ぐらいしか受けることができていない
- しかも、フィードバッグが具体的ではなく、曖昧なものになりがち
- まずは、可能な限り具体的なフィードバッグを何度も受けれるように努力する
- 積極的に上司に相談するようにする
2章 メンタリング
一番響いた内容
どのように生かすか
3章 テックリード
一番響いた内容
- 技術面で最も優れた成果を出すよりも、チームでの成果を重視する
どのように生かすか
- 技術的な意思決定の際に自分の知識だけでなく、他のメンバーの知識を取り入れて、最適な意思決定を目指す
- 自分がコードを書く時間を減らしてでも、チームが効率よく成果を出すことを目指す
- チームが効率よく作業できるようにタスクを分割するなども役割に含まれることを意識する
4章 テックリード
一番響いた内容
- いいフィードバッグができるように普段から部下を見ておく
どのように生かすか
- ポジティブなフィードバッグをできるように普段から部下を見ておく
- ポジティブなフィードバッグを普段からしておけば、ネガティブなフィードバッグ受け取ってもらえるはず
- 自分でできることを部下にやらせないようにする
- システムを利用すれば、収集できる情報を部下に収集させない
- 部下に裁量を与えて、やる気をあげてもらう
- 逆に細かいやり方まで指示するとやる気をそいでしまうため、できるだけやり方には口を出さない
- 目標や責務をきちんと伝え、委任した仕事がうまくいくようにフォローする
全体的な感想
- 以下の印象と持ちました
- エンジニアのマネジメントキャリアでも、やはりコミュニケーション面が大事
- 個人のパフォーマンスから組織全体のパフォーマンス最適という考え方に移れるかが大事